小野市議会 2012-03-27
平成24年第378回定例会(第4日 3月27日)
(
地域振興部)
1
住宅マスタープラン策定にあたっては、
策定委員会を組織され、市における「住生活」や「住まいと
まちづくり」に関する基本的な方向を定められるが、今後の
市営住宅のあり方についても、十分な検討を行われたい。
2 新
都市中央線整備事業は、
事業着手後これまで順調に進捗し、平成24年度は
北播磨総合医療センターまでの
道路舗装や、榊町側からの
工事着手に取り組まれるが、早期の開通に向け、引き続き努力されたい。
(
市民病院)
特記事項なし
(会計課)
特記事項なし
(水道部)
特記事項なし
(
消防本部)
1 消防車及び救急車の更新時には、
廃棄車両の
有効活用並びに
財源確保を図るために、
インターネットオークションに出品するなど、新たな手法を調査・研究されたい。
(
農業委員会)
特記事項なし
(
選挙管理委員会)
特記事項なし
(監査・公平・
固定資産評価審査委員会)
特記事項なし
(
教育委員会)
1
新規事業として、各小学校区の
コミセンごとに
学習活動を中心とした
寺子屋事業を、小学生を対象に実施されるが、
事業効果を見る中で、今後対象を拡大することも検討されたい。
2 緑の
カーテン配備事業は、夏季にゴーヤを学校の窓辺に植栽することにより、
直射日光を遮り教室内の温度を下げ、省エネ及び
学習効果向上に資するものと思われ、積極的に取り組まれたい。
3 市内6地区の各
地域づくり協議会に対する補助金は、地域が主体性を持って自由に活用できるものとなっており、今後とも
地域力向上のため、継続的に取り組まれたい。
4 要保護・準要
保護家庭就学援助経費については、
経済的理由により就学が困難であると認められる児童・生徒に対して、就学に必要な経費の一部を援助する制度であるが、
高校教育奨励金等とともに、今後とも継続的に取り組まれたい。
○議長(
井上日吉君)
委員長報告は終わりました。
ただいまの
委員長報告に対して、質疑の希望はありませんか。
(「なし」と呼ぶものあり)
○議長(
井上日吉君)
委員長報告に対する質疑の希望はありませんので、これにて質疑を終結いたします。
続いて、討論・表決に入りたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶものあり)
○議長(
井上日吉君) ご異議なしと認めます。
したがって、そのように決定しました。
これより討論・表決に入ります。
議案第4号 平成24年度
小野市介護保険特別会計予算について、討論の希望がありますので、発言を許可いたします。
藤原 章議員。
○6番(藤原 章君)
日本共産党の藤原 章でございます。私は、議案第4号
小野市介護保険特別会計につきまして、反対の立場から討論をさせていただきます。
その要点は、
介護保険料基準額の
引き上げ幅を月額100円抑えて5,000円、年6万円にしていただくよう予算の修正を求めるものです。
介護保険料の
算定方法は、利用がふえればふえるほど保険料にはね返る仕組みになっておりまして、
介護保険の
制度自身に大きな欠陥があると感じておりますが、来年度は、ご承知のように、年金が、
マクロ経済スライドの復活ということで、0.9%引き下げられるとのことです。また、
後期高齢者医療保険料は平均4,310円引き上げられると聞いております。これで
介護保険料が大幅に引き上げられますと、
高齢者はまさに三重苦と言わなければなりません。
今回の予算は、当局としても、審議会としても、大変苦慮された予算であろうと思いますし、新たに低所得者への配慮がなされていることは高く評価いたしますが、その上で、基準額をせめて月100円減額していただくよう求めたいと思うものであります。
予算委員会でお聞きした平成23年度末の
小野市の
介護給付費準備基金の残高は約7,000万円の予測だそうです。現在の計画でいきますと、平成24年度は3,600万円積み立てますので、約1億円の基金が積み立てられる予定です。これは、2年度、3年度で取り崩していかれるおつもりと思いますが、基準額を月額100円引き下げるのに必要な原資は約4,000万円とお聞きしておりますので、何とかなるのではないかと考えます。
毎回減額するわけにはいかないと思いますが、来年度の三重苦を少しでも和らげるために、たとえ月100円でも引き下げた予算案とするよう訴えて、議員の皆様のご賛同をお願いし、私の討論といたします。以上です。
○議長(
井上日吉君) 討論は終結いたします。
これより議案第4号について採決いたします。
本案に対する
委員長報告は、可決であります。
本案は、原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。
(「起立多数」)
○議長(
井上日吉君) ありがとうございました。
起立多数であります。
したがって、本案は、原案のとおり可決することに決定しました。
次に、議案第2号、議案第3号及び議案第5号から議案第9号について、討論の希望はありませんので、これにて討論を終結します。
これより議案7件を一括採決いたします。
本案は、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶものあり)
○議長(
井上日吉君) ご異議なしと認めます。
したがって、議案7件は、原案のとおり可決することに決定しました。
〜日程第3 各
常任委員会審査報告〜
○議長(
井上日吉君) 次に、日程第3、各
常任委員会の
審査報告であります。
去る3月12日の本会議において各
常任委員会に審査を付託いたしました議案第17号から議案第35号まで、以上19件を
一括議題といたします。
本件について、審査の報告がありましたので、各
常任委員長の報告を求めます。
まず初めに、
総務文教常任委員長 松本英昭議員。
(
松本英昭君 登壇)
○13番(
松本英昭君)
総務文教常任委員会の審査のご報告を申し上げます。
当
委員会に付託されました案件は、議案第19号及び議案第27号から議案第31号の以上6件でございます。
委員会を23日に開催し、当局から詳しく説明を受け、その後、慎重に審査をいたしました。
審査の結果につきましては、お手元の
委員会審査報告書のとおりでありまして、議案6件について
反対討論はなく、いずれも
全会一致でもって可決すべきものと決定した次第であります。
何とぞ
議員各位におかれましては、当
委員会の決定にご賛同賜りますようお願い申し上げまして、
総務文教常任委員会の
審査報告といたします。
○議長(
井上日吉君) 次に、
民生地域常任委員長 山中修己議員。
(
山中修己君 登壇)
○11番(
山中修己君)
民生地域常任委員会の審査のご報告を申し上げます。
当
委員会に付託されました案件は、議案第17号、議案第18号、議案第20号から議案第26号及び議案第32号から議案第35号の以上13件でございます。
委員会を23日に開催し、当局から詳しく説明を受け、その後、慎重に審査を行いました。
審査の結果につきましては、お手元の
委員会審査報告書のとおりでありまして、議案第24号につきましては
反対討論があり、採決の結果、賛成多数をもって可決すべきものと決定した次第であります。
また、残り12件につきましては、
反対討論はなく、いずれも
全会一致でもって可決すべきものと決定した次第であります。
何とぞ
議員各位におかれましては、当
委員会の決定にご賛同賜りますようお願い申し上げまして、
民生地域常任委員会の
審査報告といたします。
○議長(
井上日吉君) 以上で各常任
委員長報告は終わりました。
ただいまの
委員長報告に対して、質疑の希望はありませんか。
(「なし」と呼ぶものあり)
○議長(
井上日吉君) 各常任
委員長報告に対する質疑の希望はありませんので、これにて質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議案第17号から議案第35号まで、以上19件について、これより討論・表決に入りたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶものあり)
○議長(
井上日吉君) ご異議なしと認めます。
したがって、そのように決定しました。
これより討論・表決に入ります。
議案第24号
小野市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について、討論の希望がありますので、発言を許可いたします。
藤原 章議員。
○6番(藤原 章君)
日本共産党の藤原 章でございます。私は、議案第24号
小野市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について、反対の立場から討論をさせていただきます。
趣旨は、
介護保険特別会計について反対いたしましたのと同様です。
介護保険料基準額の
引き上げ幅を月額100円抑えて5,000円、年6万円にしていただくよう条例の修正を求めるものです。
来年度の三重苦を少しでも和らげるために、たとえ月100円でも引き下げた条例とするよう訴えて、議員の皆様のご賛同をお願いし、私の討論といたします。以上でございます。
○議長(
井上日吉君) これにて討論を終結します。
これより議案第24号を採決いたします。
本案に対する
委員長報告は可決であります。
本案は、原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。
(「起立多数」)
○議長(
井上日吉君) ありがとうございました。ご着席ください。
起立多数であります。
したがって、本案は、原案のとおり可決することに決定しました。
次に、議案第17号から議案第23号、議案第25号から議案第35号まで、以上18件について、討論の希望はありませんので、これにて討論を終結いたします。
これより議案18件を一括採決いたします。
本案は、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶものあり)
○議長(
井上日吉君) ご異議なしと認めます。
よって、議案18件は、原案のとおり可決されました。
〜日程第4 議案第37号・議案第38号〜
○議長(
井上日吉君) 次に、日程第4、議案第37号及び議案第38号の以上2議案を
一括議題といたします。
井上副市長及び小林副市長の退席を求めます。
(井上副市長・小林副市長 退席)
○議長(
井上日吉君) 議案の朗読を省略いたしまして、理事者側より提案理由の説明を求めます。
市長。
(市長 登壇)
○市長(蓬莱 務君) 議案第37号及び議案第38号
小野市副市長の選任について、
提案説明をいたします。
議案書37ページをごらんください。
議案第37号につきましては、現副市長、井上嘉之君の任期が平成24年3月31日で満了となりますので、その後任といたしまして、
小野市樫山町244番地、井上嘉之君を再任したいので、
地方自治法第162条の規定によりまして、議会の同意を求めるものでございます。
井上嘉之君は、市の総務、財政を中心に、市の業務全般を所管をいたしておりまして、私の指示のもと、財務、公共工事の入札、この公共工事の入札につきましては、
小野市は他市とは違います。市長が入札の札を入れるのではなくて、
小野市は副市長以下にその権限を委譲させているという、そういうことも皆さんも十分ご理解されていると思います。また、人件費、そして行財政改革などに取り組み、
小野市の
健全財政維持のかなめとなっている存在であります。
さらに、今後は、小野警察署の新設、防災センターの建設、
北播磨総合医療センター稼働に向けての課題など、将来の
小野市の礎を築く重要施策を的確に遂行していく上で適任であると考えておりますので、ご同意を賜りますよう、よろしくお願いをいたします。
次に、議案書の38ページをごらんください。
議案第38号につきましては、現副市長、小林清豪君の任期が平成24年3月31日で満了となりますので、その後任といたしまして、
小野市粟生町1770番地の4、小林清豪君を再任したいので、
地方自治法第162条の規定によりまして、議会の同意を求めるものでございます。
小林清豪君は、
総合政策部、
地域振興部、水道部の事務事業を中心に業務を所管しており、現在まさに懸案となっております
神戸電鉄粟生線の存続問題や、あるいは市内公共交通体系の再構築に係る重要課題、さらには「住むなら!やっぱり おの」をより目に見える形にするため、地域の活性化などの事業を担当していただいているところであります。
さらに、今後も、現在建設中のセレモニーホールの建設、そしてまた
北播磨総合医療センターの建設や、その周辺である小野長寿の郷構想エリア、KDDI跡地利用の問題など、
小野市が生き残りではなく勝ち残っていくための重要課題に取り組んでいただく上で適任であると考えますので、ご同意を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。
以上、
提案説明といたします。
○議長(
井上日吉君) 提案理由の説明は終わりました。
お諮りいたします。
ただいま上程中の議案につきましては、同意人事案件でありますので、議事の順序を省略し、直ちに表決に入りたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶものあり)
○議長(
井上日吉君) ご異議なしと認めます。
したがって、そのように決定しました。
議案第37号について、これより採決に入ります。
本案は、原案のとおり同意することに決定してご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶものあり)
○議長(
井上日吉君) ご異議なしと認めます。
したがって、本案は、原案のとおり同意することに決定しました。
次に、議案第38号について、これより採決に入ります。
本案は、原案のとおり同意することに決定してご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶものあり)
○議長(
井上日吉君) ご異議なしと認めます。
したがって、本案は、原案のとおり同意することに決定しました。
退席者の着席を求めます。
(井上副市長・小林副市長 着席)
〜日程第5 議選第1号〜
○議長(
井上日吉君) 次に、日程第5、議選第1号 兵庫県
後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙についてを議題といたします。
お諮りいたします。
選挙の方法につきましては、
地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選にしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶものあり)
○議長(
井上日吉君) ご異議なしと認めます。
したがって、議長において指名することに決定しました。
小野市副市長 井上嘉之君を指名いたします。
お諮りいたします。
ただいま議長において指名いたしました
小野市副市長 井上嘉之君を兵庫県
後期高齢者医療広域連合議会議員の当選人と定めることにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶものあり)
○議長(
井上日吉君) ご異議なしと認めます。
したがって、ただいま指名いたしました
小野市副市長 井上嘉之君が、兵庫県
後期高齢者医療広域連合議会議員に当選されました。
〜日程第6 各
常任委員会並びに
議会運営委員会の所管事務調査申出書〜
○議長(
井上日吉君) 次に、日程第6、各
常任委員会並びに
議会運営委員会の所管事務調査に関する件について、それぞれの
委員長より、会議規則第98条第1項及び第2項の規定により、お手元に配付いたしております一覧表のとおり、閉会中の継続調査をしたい旨の申し出がありました。
お諮りいたします。
各
常任委員長並びに議会運営
委員長より申し出のとおり、それぞれ閉会中の継続調査に付すことに決定してご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶものあり)
○議長(
井上日吉君) ご異議なしと認めます。
したがって、各
常任委員長並びに議会運営
委員長より申し出のとおり、それぞれ閉会中の継続調査に付すことに決定しました。
〜閉 会 宣 告〜
○議長(
井上日吉君) これにて本会議に付議されました案件の審議は全部終了いたしました。
よって、今期
定例会はこれにて閉会いたします。
〜
議長あいさつ〜
○議長(
井上日吉君) 閉会に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。
今期
定例会は、30日間にわたり、終始慎重にご審議いただき、ここに全議案を滞りなく議了し、閉会の運びとなりましたことは、市政のため、まことにご同慶にたえません。ここに
議員各位のご精励に対し、深く敬意をあらわす次第であります。
特に、
予算特別委員会につきましては、長時間にわたって慎重に審査を賜りましたご精励に対し、深く感謝を申し上げる次第であります。
今後とも開かれた議会を目指し、さらなる議会の活性化、円滑な議会運営に皆様方の一層のご指導、ご協力のほどをよろしくお願いを申し上げる次第であります。
また、市長を初め市当局各位におかれましては、真摯なる態度で審議にご協力いただき、感謝いたしますとともに、その過程で述べられました
議員各位の意見等につきましては、今後の市政執行に十分反映されますよう希望するものであります。
市長を初め当局の皆様方におかれましては、健康に十二分にご留意をいただきまして、市政伸展のため、なお一層のご活躍を賜りますようお願いを申し上げまして、まことに簡単粗辞でございますが、閉会のごあいさつといたします。どうもありがとうございました。
それでは、市長より閉会に当たり発言の申し出がございますので、お受けいたします。
市長。
〜市長あいさつ〜
○市長(蓬莱 務君) 本日、ここに30日間にわたる第378回市議会
定例会が閉会されるに当たりまして、一言お礼かたがた、ごあいさつを申し上げたいと思います。
その前に、先ほど本日の議会の開会前にご報告をいただきましたけれども、沖縄の国際映画祭へのチャレンジ、実に全国900の中からベストテンに選ばれ、まさにまずはやってみなはれというチャレンジするその思いというものが、職員を初め多くの皆さん方にご支援されたものと、私は高く評価をさせていただくと同時に、そのようなチャレンジに今後もぜひとも皆さんとともに、
小野市の力ここにありと、このためにご協力を賜りたいと、こう思うところであります。まさに出るくいは打たれるのではなくて、出ないくいは地中で腐るしかないと、結果はともかく、
小野市の持ついわゆる管理手法、方針管理における結果と、そのプロセスを評価するというシステム、特に結果だけ追うのではなくて、その過程を、その過程に対する努力を組織としてどう構築していくか、ここのことが問われているというように思うところであります。
余談になりましたけれども、まずは皆様方にご支援いただき、そしてまた、職員にも改めてチャレンジする思いというものが伝わったと、このように理解をさせていただきたいと思います。
さて、
議員各位には、今期
定例会に上程しておりました平成24年度各会計当初予算を初め、平成23年度各会計補正予算、条例の改正、そして人事案件などの重要議案につきまして、終始、熱心かつ慎重にご審議を賜りまして、いずれも原案どおり可決、ご決定をいただきました。心から厚く御礼を申し上げます。
特に、今期
定例会では、新年度の当初予算の審議に際しまして、
予算特別委員会を設置していただき、連日にわたり熱心にご審査を賜りました。そのご精励に対しまして、衷心より敬意を表したいと存じます。
ご決定をいただきました新年度予算でありますが、市税収入では、対前年度比1.3%減の約66億円と、市の財政環境は非常に厳しい状況であります。
そのような状況ではありますが、重点分野の絞り込みによりまして、
小野市の将来を見据えたさらなる飛躍を目指すために、
北播磨総合医療センターの建設、防災センターの整備、地域防災計画の見直しなど、積極的な事業展開を行い、
一般会計の予算規模は9年ぶりに200億円を超え、小野東小学校の大規模改修の前倒し予算を含めますと、206億円のいわゆる積極型予算を編成いたしたところであります。
これは以前から申し上げておりますとおり、財政の厳しい時代だからこそ、来るべき回復期に備える、不景気なときこそ積極投資をというぶれない理念に基づき、新たな創造と変革のセカンドステージへ向けた積極予算であります。
その一方で、市長就任以来、市役所は市内最大のサービス産業の拠点であり、より高度で、より高品質なサービスをいかに低コストで提供するか、これを追求し、まさにゼロベースの発想でチャレンジするという一貫した理念で、この13年間、行政経営を進めてまいりました。
その結果、預金に当たる基金の残高は、決算ベースで平成22年度は77億7,000万円、平成23年度は79億5,000万円、そして平成24年度にはさらにふえて、就任以来最も多い83億円を確保する見通しであります。
一方、地方債、いわゆる借金の残高は、
北播磨総合医療センターなど将来を見据えた投資事業を先行的に実施するため、平成24年度末で169億円と、平成23年度と比較して約12%増の見込みとなりますが、これは私が市長に就任した平成10年度末とほぼ同額であります。
中でも次世代が負担すべきいわゆる国からの4指標のうちの一つ、借金の指標であります将来の収入に対する支払いの能力を示す将来負担比率は、平成22年度はプラスではなくマイナス18.9%、平成23年度は同じくマイナス11%、そして平成24年度は積極予算の中でもプラス・マイナス・ゼロ%程度と、全国市町村平均のプラス79.7%ということでありますから、上下90%の違いがあるわけでありますけども、その程度の極めて高い健全性を示しております。将来にツケを回さない健全な財政運営を行っているということを十分ご認識をいただきたいと、こう思うところであります。
さて、今期
定例会におきましても、一般質問を通じまして、
議員各位からさまざまな視点で貴重なご意見やご提言をいただきました。ここで、再度総括をさせていただきたいと思います。
市防災センター建設についてでありますが、消防庁舎が老朽化している上で、毎年各地に発生している台風などの水害や、あるいは地震などの災害に対しまして、総合的、一体的に対応するための防災拠点の整備というのは必要不可欠であります。
加えて、東日本大震災では、消防の指揮命令にだれが責任を持つのかという課題も明らかになりました。つまり指揮命令系統の明確化というのは、実は、大きい市であろうと小さい市であろうと、組織を管理運営する上での指揮命令系統がいかに大切であるかということを一つの教訓として私たちは学んだと、こう思うところであります。
このことは、先日の新聞でも報じられておりましたけども、余りよそのことは言いたくありませんが、と言いながら言いますけども、民家火災の対応で、広域行政でやればよいということではないと私は申し上げておりましたけども、北はりま
消防本部の加東消防署が、現場までたった6キロであるにもかかわらず、消防車が道に迷い、119番通報から現場到着まで1時間、さらに救急車も到着までに50分もかかっていた問題に対して、だれが責任を持つのか、だれが責任を持って改善を行うのかと。組織が大きくなるということは機能も肥大化し、それだけ管理監督がおろそかになるということでもあるということであります。広域消防の問題点が、私は決して広域消防を否定しているものではありませんが、問題点があるということを認識してきたと、よって、
小野市は単独で消防の防災センターをつくるという、そのようないわゆる意思決定をさせていただいたというのが、そこに根拠があったと、決して間違ってはなかったと、こう思うところであります。
そこで、ここの場所では、総合
防災情報システム機能と災害対策本部機能を備えた防災センターの整備を図り、災害発生時には市長が直接指揮命令を行う体制の整備を図ります。同時に、このことは、市役所庁舎、この本体、全体の機能をいわゆるリストラクチャリング、再構築するということを意味しておりまして、将来の
小野市にとっては、実は防災機能の拠点をつくるということは、この
小野市本庁舎を含めた全組織、そして全庁舎機能の再構築を意味するということを申し上げたところであります。まさに将来の
小野市にとっては重要な意思決定であると申し上げました。
次に、
小野市の
まちづくりについてでありますが、超高齢化社会を迎え、さらには少子化により、確実に日本の人口は減少していきます。そのような中で、現状に満足することなく、いわゆるネガティブではなくて、ポジティブシンキング、いかに前向きに考えるかということで、将来の夢ある構想を行うことは大切であります。
北播磨総合医療センター周辺、兵庫青野原病院移転後の跡地、そしてKDDI跡地につきましては、激動する
社会経済情勢の中にあって、
小野市の実力はどこにあるかを考えながら、小野らしさを持ち、住むことによって安心感、安全の得られる「住むなら!やっぱり おの」というものを目指していくことが重要であると申し上げたところでありました。
次に、
神戸電鉄粟生線についてでありますが、
神戸電鉄粟生線は、当面存続することはできましたが、粟生線存続についての危機的状況が何ら変わったものではないという認識をしていただきたいと思うところであります。
神戸電鉄粟生線存続のキーワードは、入りをはかりて出るを制す。まさに出るを制すことにつきましては、企業たる
神戸電鉄側においていろいろと行われておりますので、持続可能な収益が出る、いわゆる入りをはかる戦略、仕組みが必要であるということであります。
人口減少という激変する社会において、利用者にも応分の負担を行っていただきながら、「乗って残そう!未来の粟生線」の言葉のとおり、利用者がいなければ、粟生線の維持存続を図っていくことはできないと申し上げました。
次に、結婚応援プロジェクトについてでありますが、男性と女性の出会いというのは本当に摩訶不思議なものであります。このことからいうと、私も摩訶不思議で結婚いたしました。多様な価値観を人それぞれが持っておりまして、お互いにそれを認め合うことが必要であります。
行政は、人の感情とか生きざまというものには基本的にはかかわるべきではなくて、民間で実施していくべきものだと考えております。主体性を持ち、自立した社会、いい意味での昔の社会がいま一度見直されるべきものと考えております。結婚すれば幸せであるのか、人間の幸せとは何ぞやという本質を問う質問であったと、こう理解をいたしております。これは人によって、市長がどうこう、理事者側がどうこうではなくて、人間として、人の生きざままで入り込んでいくというのはいかがなものかということであります。
しかし、現実には、近隣市も含めまして何か結婚できない、私も身内もたくさんおりますけれども、しかし、だといって不幸であるか不幸でないかいうのは、その本人が意識することであります。これからの時代だからこそ、本人みずからが、生きるということはどういうことなのか、それを自分で問う、私はそういう環境であってほしいと、少なくとも
小野市民はそのようなことが、教育行政の延長線上においては、日ごろからそういうような感性と感覚を磨いてほしいというような思いを、これは非常に個人的な見解で、それは言い過ぎや、市長と、こうなるかもしれませんけども、ひとつご理解を賜りたいと、このようなお話をさせていただいたところであります。
介護保険料の改定についてでありますが、先ほども
反対討論もございましたけども、市としては、「住むなら!やっぱりおの」なんだから、何が何でもとにかく減らすべきものは減らして、負担はかけないように少しでもしたいと思うわけでありますが、一方では、将来を見たときにどうなるか。行政というのは、短視的に見るのではなくて、これから先、これからの子供たちが、どういう社会を迎えるかに対して、後手から、言われてからじゃなしに、言われる前に先手管理でやっていく必要があるという判断のもとに、そのように今回は提案をし、そしてご承認をいただいたところであります。
介護保険料は、基金を取り崩して、現在の保険料を6年間も維持してまいりました。高齢化の急激な進展に伴いまして、介護サービスの利用料と給付額が大幅に上昇する見込みとなったことから、やむなく月額4,000円から5,100円への値上げを行わさせていただくものです。
近隣市では、5,500円とか5,600円とかいうようになっていっているのもありますし、今現在、5,000円を切っているとこも、このようなところも次のときには必ずや上げなきゃならないし、また、それまでに借り入れをしなきゃならないという事態に陥ると、私はもう既に推測をいたしております。
いかに先を読むか、いかに洞察力で見抜く力を持つか、これは一方では我々に課せられた課題であろうと思うところであります。そしてこのように、老後に至るまで安全・安心して暮らしていけるまちを築いていくための仕組み、システム、価値観、いかにこれを再構築するかが問われているのであります。
何回も申し上げます。いかに先を読んだ戦略、戦術、別に戦いに行くわけではございませんけども、行政というのは、今やまさにどう先を読むかであります。悲しいかな、国で今論議されてることは、先を読みながらも目先の選挙に追われていると、この実態を私は見るたびに憤りを感じている、そんな思いであります。いかに先を見抜く力が必要かということであろうかと思います。
次に、小野長寿の郷構想エリアの整備についてでありますが、この区域に
北播磨総合医療センターの建設があります。
昨日、神戸大学の学長並びに副学長とも面談をしてまいりまして、間もなく北播磨統合病院の新院長が発表されるということになると思います。
さらには、兵庫青野原病院の移転も決まりまして、この青野原病院も神戸大学附属病院系列ということになると思います。そして小野
市民病院は、いわゆる特別養護老人ホーム、あるいはまたリハビリテーションとしての再構築がなされ、3つの病院がそれぞれリンケージをして、連携をとるという、まさに医療構造の構築された
小野市になると。中学3年生までの医療費が完全無料であって、子供たちに優しい対策をとる一方で、これからの高齢化社会の中で、安心して受けられる医療の再構築というのは不可欠であります。最重要課題であるということを申し上げてまいりました。
今後、国道2号加古川バイパスと国道175線を結ぶ東播磨南北道路がつく構想になっております。これの都市計画決定が待っております。さらには、現在建設中の新都市中央線の整備によりまして、このエリアについては、国、県に頼るだけではなくて、
小野市みずからが付加価値のある提案を行い、
小野市の理念に合った新しい変革と創造のため、医療と福祉と健康に特化した、そのような拠点をつくることが重要であると考えております。
次に、
小野市詩歌文学賞についてでありますが、
小野市詩歌文学賞は、
小野市にとって大きな知的財産であり、郷土の文化を見直して、我らが文化に誇りを持ち、郷土愛と文化力を高めるために必要不可欠なものであります。このような文化をはぐくむには、長くし続けるというキーワードが重要でありまして、
小野市の無形資産として、市民に還元されていく取り組みにしてまいりたいと考えております。
次に、震災時の救急救命の体制についてでありますが、南分署管内に統合病院ができ、南分署としての機能を考えていくときには、あらゆる関係する問題を多面的に考えていかなきゃなりません。
小野市の
財政状況、管理運営マネジメント、行政の仕組みなどを総合的に考える必要があります。行政の果たすべき役割、そして機能をどう再構築するかが重要であり、多様な仕組みをリンケージさせ、何が一番最適であり、果たすべき機能のために組織がどうあるべきかを多面的に考えていく必要があると申し上げました。
次に、21世紀の交通のあり方についてでありますが、はっきり申しまして、内容が余りに非現実的であったということで、少々厳しいことを申し上げました。中には優しい言い方過ぎたと言う方もおられますけど、それはその人の感じ方でありましょう。我々に課せられた責務というのは、激動する
社会経済情勢の中で、現実の課題を解決しながら、いかにすぐれた社会、まちを築いていくかであり、それらに対して現実的で実効性があり、成果を出せる方策を議論することであると申し上げました。ある意味では、失礼かもしれませんが、後ろに議長がおられますけども、議員の果たし得る役割とは何ぞや、各会派の管理体制とは何ぞや、これに疑問符がついた質問であったと、私はこれは理事者側の市長としてはっきりと申し上げておいたつもりであります。
小野警察署の新設についてでありますが、
小野市は、他市に比べて決して犯罪が多いというのではありません。このたびの小野警察署の新設という方針は、犯罪への抑止力が高まると同時に、実に60年をかけてようやく市民の悲願が達成され、5万都市としては当たり前のことだということでありますが、着実にやるべきことを
小野市はやってまいりました。安全・安心パトロール8台に警察官、全部で十五、六名の方たち、そして現役の警視を
市民安全部長として、4代にわたって派遣をしていただいている。先般も県警本部長ともお会いをいたしまして、お礼を申し上げ、そして警察署ができるできないに関係なく、
小野市は主体性を持って、安全・安心のために、経験を持たれた方が活動していく、そのような、いわゆる警察署でもない、そして市民だけではない、そういうニッチな、すき間の世界を攻める、そういうような安全体制をとってるということも改めて説明をさせていただいたところであります。まさに小野警察署の新設は、一方では警察署が統合されてなくなるところもあるということを皆さんもしっかりと認識をしておいていただきたい。そういう中で、
小野市の誇りを取り戻すことができる決定であると考えております。
以上、これらのご意見やご提案につきまして、これを真摯に受けとめ、今後の
市政運営に生かしてまいる所存であります。
さて、超高齢化社会と人口減少社会を迎えまして、鉄道だけではなくて、路線バスの維持もますます難しくなっております。そこで、市内路線バスの交通体系を再構築し、広域的な連携協力のもと、これからの時代にふさわしい公共交通体系の新たな戦略を立てていく必要があります。いわゆる
コミュニティバスが3台が5台になります。そして統合病院に基づいて、
小野市から三木への相互乗り入れというようなことの構築もこれから考えていくということも必要であろうと思います。
川名議員からの質問にもお答えいたしましたが、市内路線バスの交通体系を再構築する一環として、加東市の天神から電鉄小野駅までを結ぶ神姫バスの天神・電鉄小野駅線の見直しを進めております。
この天神・電鉄小野駅線は、その利用の大部分が、隣の加東市の高校生が通学の足として使っており、また、
小野市内へ買い物をしに来られる加東市民の方もおられますので、それらの方の足を確保するために、医療、あるいはごみ、交通政策に、基本的には市境、市の境はないんだという理念から、加東市側の負担を求めずに、
小野市の
コミュニティバス、らんらんバスを加東市の天神まで、わずか5.9キロでありますが、乗り入れを行う提案を行いました。公共交通体系というのは当然広域的な連携協力のもとに成り立つものでありますので、このような提案を行ったわけでありますが、加東市の事情がありまして、結論は、乗り入れを拒否され、加東市単独で路線バスを維持するというものでありました。
これからの時代の公共交通体系をゼロベースの発想でとらえ、かつ行政経営4つの柱の一つであるいわゆる市民を顧客ととらえた顧客満足度志向を
小野市民、そして加東市民に関係なく追求するとともに、両市の交流を図るという新しい価値観の創造へ向けたチャレンジへの理解が得られなかったことにつきましては、私は残念であると。本当に市民にとって何が最適かということについて突き詰めれば、おのずから答えは出るはずであります。そのような思いがありますけども、まさにこのような戦略の中には、今まではこうであったという前例を踏襲することなかれ、かくあらねばならんという固定観念にとらわれることなかれ、このキーワードが定着しているところと定着していないところとの差と、私ははっきりと明快に言わさせていただきたいと、こう思うところであります。
かといって、何も隣の市とけんかしようなんか言っていないんですよ。勘違いをしないでいただきたいと思います。
また、去る3月20日には、「きよたにいっぷく堂」がオープンいたしました。平成24年度の重点項目の一つに掲げております市民力、そして地域力の創造は、さらに目に見える形となってまいりました。
行政がすべて面倒を見る時代は終わったと常々申し上げております。「変えよう小野、変わろう
小野市」というスローガンの「変わろう
小野市」というのは、市民もまた意識改革をしていただき、ともに胸を張って誇れる
小野市へ変えていこうという強い思いであります。まさに自己実現のためには自己責任を伴うということでもあり、行政は説明責任を問われる、市民はそれに基づく自己責任をも認識する時代であるということを申し上げておったわけであります。つまり従来の延長線上ではない新しい時代の新しい価値観を行政側も市民側も持ち合わせなければ、これからのまさにこんなはずではなかった21世紀を決して渡っていくことはできないということであります。
したがいまして、これからは、各自治会における市民力、地域力が試されていく時代となります。いかに市民力、地域力を醸成し、日ごろのコミュニティーの連携のもとに、自分たちの地域は自分たちで守るという、古きよき時代の
まちづくりがいま一度見直されるべきものであると考えています。簡単に言えば、きょうはあのおじいちゃん、おばあちゃん来てないけども、どうしてるんだろうなということが、互いに向こう三軒両隣の中でそのような話し合いがされるということが、行政のいかなる施策よりも重要な事項である、まさに新たな市民力の、価値観の醸成ということであろうかと、こう思うところであります。
そして、福祉総合支援センターにつきましても、いよいよこの4月から正式にオープンする運びとなりました。日ごろからそのポイントは、組織があって機能があるのではなく、機能があって組織がある、機能とは、まさに果たし得る役割であると申し上げておりますとおりでありまして、まさに関連業務の一元化、総合的な相談支援体制の確立、ワンストップサービスの展開であり、これからの超高齢社会に対するためのスピーディーかつフレキシブルな対応を図る仕組みができ上がるということであります。つまり、新しく仕事ができたからといって課をふやすというようなことがたまたま新聞に載っておりましたけども、おかしいのでありまして、仕事がふえたから組織をふやすというのは、一番これはだめな組織であります。果たし得る役割というものを考えた上において、その組織が必要かどうか。組織があって機能があるのではなくて、機能があって組織があるというキーワードを私は何十回と言ってきております。その点につきましては皆さん方も十分ご理解をいただいていることと思います。大事なことは、見える成果をいかに出すかということであり、そのための仕組みをいかに構築するかであります。
さて、昨年の東日本大震災と原発事故から1年が経過いたしました。改めまして被災された皆さんにお見舞いを申し上げますとともに、一日も早い復興を強く祈念いたしておるところであります。
また、ことしは、国政においては、東日本大震災及び原発事故からの早期復興に加えまして、社会保障と税の一体改革、いわゆる消費税の増税について、まだ決着が出てないという状況であります。TPPへの参加など、課題が山積していることに加え、国外においても、ロシア、フランス、アメリカ、中国などの主要国でのトップの交代期を迎え、国内外の
社会経済情勢の激変に対応していかなければなりません。
この激変する社会におきましては、「君子は和して同ぜず、小人は同じて和せず」と申しますが、みずからの主体性を失って他と妥協することなく、みずからの主体性を堅持しながら他と協調することが重要であるということであります。要するに、何回も申し上げます。
小野市の主体性はどこにあるのか。その確立の中に行政指標が構築されるということであろうと思います。
一般質問に対する答弁の中でお答えいたしておりますとおり、人口減少、超少子高齢社会の到来、高度情報化、グローバル化の進展など、今までに経験したことのないスケールとスピードで変化し続ける
社会経済情勢にあって、
小野市が生き残りではなくて勝ち残りを目指すためには、
小野市の実力を見きわめながら、主体性を持ち、時代の変化にスピーディーかつフレキシブルに対応して、将来を見越して進化し続ける行政経営が求められております。
そこで、これまでの成果を踏まえつつ、いま一度原点に立ち戻り、ゼロベースの発想で、本当の意味での市民満足度、すなわち真の市民満足とは何かを徹底して追求するということが必要です。この真の市民満足度の徹底した追求を来期方針の中に組み入れたいと
小野市は考えております。まさに3つのC、3Cを言ってきました。それはカスタマーサティスファクションとしての顧客満足度志向としてのCであり、市民とともに参画と協働をやるというコラボレーションのCであり、そしてそれらに挑戦していくというチャレンジのC、このCS志向とコラボレーションとチャレンジの3Cを実践する。その行動指針において、
小野市の新たないわゆるセカンドステージに立つべく、新たな創造と変革を加速させていくということであります。「住むなら!やっぱり おの」をより目に見える形にするために、リーダーシップをとって、洞察力、行動力、そして決断力を持って、リンケージする課題に対して多面的に検討を行い、
小野市の将来の礎を築いてまいりたいと考えておりますので、議員の皆さんにおかれましては、今後ともご支援、ご協力を賜りますようお願いを申し上げます。
結びになりましたが、大変長く話をさせていただきましたけども、これは、同じことを市長は何回も繰り返している、こう思われるでしょう。しかし、大事なことは、同じことを何回も何回も繰り返すことにあります。市の職員はこの放送を聞いているんです。また市長は同じことを言ってると。でも同じことを言い続けること、し続けること、そこに意識改革の原点があり、
小野市の行政経営の根幹があるということを十分皆さん方にもご理解をいただいて、ともに議会と、対立だけではなくて、是は是、非は非とあるわけでありますけども、堂々とやるべきことを前進して、スピード感を持ってなし遂げる。これが
小野市のまさに理事者側と議会とのあるべき姿、本来あるべき姿というのはかくあるべしと、こう私は思っております。
少々肩に力がいつも入り過ぎますけども、皆さん方のこのたびのご精励に感謝を申し上げ、そして大変慌ただしい時節柄ではございますけども、健康には十分ご留意をされまして、閉会のあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。
○議長(
井上日吉君) お疲れさまでした。
以上で閉会いたします。
閉会 午後 2時34分...